【個人事業主】楽天銀行の個人ビジネス口座の開設手順(完全図解あり)

始める前の準備

ここでは、楽天銀行の【個人ビジネス口座】の開設手順をお伝えします。

スムーズに進んでも申込み~口座開設完了まで2週間ほどかかります。
余裕をもって準備しましょう!

楽天銀行の【個人ビジネス口座】は…
  • 振込手数料がとにかく安い
  • アプリから明細確認ができる
  • 振込もアプリからできる
  • 屋号付きの事業用口座が開設できる

とっても使い勝手のいいビジネス用口座です。

特に在宅ワークの場合は、複数の仕事先から報酬が振り込まれるため、振込手数料の安さで楽天銀行一択!

例えば5,000円の報酬を振り込んでもらうのに、
楽天銀行→手数料110円
それ以外の銀行→手数料550円

というパターン多数!

また、楽天銀行の一般個人口座はビジネス利用不可のため、個人事業主として仕事を始めるときには【個人ビジネス口座】の開設が必須です。

 

 

ただし、楽天銀行の個人ビジネス口座開設には[開業届の控え][事業の実態について確認できるもの]が必要です。

事業の実態について確認できるものとは…
☆ブログ
☆業務委託契約書
☆請求書、納品書など

 

 

自分のブログがある、という方は審査対象です。

ブログの開設がまだの方や、その他の書類が用意できない方は、実態を証明できる準備をしてから申込みしましょう。

 

 

 

まだ書類等が用意できない方は、事業の準備段階であれば個人口座の使用でも大丈夫です。

楽天銀行の個人口座は、規約でビジネス利用不可となっているため(下記参照)、書類が準備できたらビジネス口座に切り替えましょう!

以下、楽天銀行個人口座の規約↓↓

楽天銀行口座は個人事業目的での利用はできません。個人事業目的での口座の利用をご希望の場合、個人ビジネス口座を開設のうえ利用してください。

楽天銀行【個人ビジネス口座】の開設手順

一般の個人口座を開設(すでに持っている方はこの作業は不要)
開業届の提出(すでに提出済みの方は不要)
WEBから個人ビジネス口座開設の申込み
楽天銀行から届いた封筒に開業届のコピーを入れて返送
審査の後、口座開設の通知が来たら本開設手続きして完了!

①一般個人口座を開設(すでに持っている方はこの作業は不要)

個人ビジネス口座を開設するためには、楽天銀行の一般個人口座を持っている必要があります。

 

 

一般個人口座をまだ持っていない方は、個人ビジネス口座の開設と合わせて完了までに1カ月ほどかかります

 

まずは楽天銀行にアクセス(スマホ画面で解説します)

画面の表示が異なる場合がありますが、その場合は表示された画面に従ってください。

 

口座開設申込」をクリック。

楽天IDを持っている方は「ログインしてかんたん申込する
持っていない方は「申込手続きを進める」をクリック。

 

ユーザIDとパスワードを入力し、「ログイン」をクリック。(楽天IDを持っていない方は名前や住所などの入力画面に移行します)

 

 

 

 

 

ログインするアカウントはプライベート使用のものでOK!

 

キャッシュカードの選択画面になります。
キャッシュカードは、デビット機能付きかクレジット機能付き、どちらかを選ぶことになりますが、(キャッシュカードのみは16歳以下しか選べなくなりました)

 

 

※必ず年会費無料のデビット機能付きを選択してください!

クレジット機能付きキャッシュカードや
年会費のかかるゴールドデビットカードなど
を選ぶと、楽天カードの2枚目が作れなくなります

(楽天カードの2枚目を事業用カードとして発行することを想定しています)

口座の利用目的や関連サービスについて入力したら、「次へ」をクリック。

 

次に本人確認書類と提出方法を選択し、「次へ」をクリック。提出方法は「楽天銀行アプリ」を選択すると便利!

 

次の画面でデビット用暗証番号とネットショッピング用パスワードを入力し、「確認画面へ」をクリックします。

 

次の画面で一番下までスクロールし、メールマガジンの購読を「希望しない」にしてから「申し込む」をクリック(配信がほしい方は「希望する」のままで大丈夫です)

 

登録したアドレスに、楽天銀行からメールが届きます。
メールに記載の【登録番号】と【アクセスキー】は

  • アプリで本人確認書類を提出するとき
  • 申込み状況を確認するとき
  • カードについて問い合わせするとき

に必要になります。

 

本人確認書類を提出したら、【ThankYouレター】が届くまでしばらく待ちましょう。

 

 

 

アプリから本人確認書類を送れば、最短翌営業日には【ThankYouレター】が発送されます。

【ThankYouレター】が発送されると、楽天銀行からメールが届きますので、案内に従って初期設定を進めましょう。初期設定の進め方は「口座開設の流れ」からも確認できます。

 

楽天銀行へのログインができれば、個人一般口座の開設は完了です!

 

②開業届の提出(すでに提出済みの方は不要)

【個人ビジネス口座】の開設には、『開業届』の提出が必要です。

「おうちでちょこっと稼ぐだけだし”開業“なんて大げさ…」と思われるかもしれませんが、開業ってまったく大したことないんですよ!

 

 

「開業届」とは、「これからおうちで仕事します」と税務署に申告する書類のこと。

  • 収入がないと何か疑われる?とか
  • 開業したら税務署に見張られるとか
  • 申告ミスしたら罰金?!とか

 

 

 

 

全部ないので心配ナシです!

 

 

 

ただし、ご家庭の状況によっては注意が必要な方もいます。

開業届についての注意点と提出方法についてはこちらの記事で解説しています。


https://shufu-moyamoya.com/zaitaku_kaigyotodoke/

 

③WEBから個人ビジネス口座開設の申込み

一般個人口座と開業届が準備できたら、【個人ビジネス口座】の申込みをします。

 

まずは楽天銀行の一般個人口座にログイン

 

①で準備した一般個人口座の【ユーザID】と【ログインパスワード】でログインします。

 

 

個人口座にログインし、ビジネス口座開設の申込み

初期画面を下の方にスクロールし、[個人ビジネス口座開設]をクリック。

 

[個人ビジネス口座を開設する]をクリックします。

 

同意確認画面になるので、「同意する」をクリック。

[屋号なし]でビジネス口座を作る方法

 

申込内容の入力画面になりますが、
口座名義は、[屋号なし]で作成することをオススメします。

クラウドソーシングサイトやアフィリエイトサイトには屋号付きの口座を登録できないサイトも多く、[屋号なし]の方が使い勝手が良いです!(必要になった場合はあとから屋号を追加できます)

 

以下のように入力すればOK!

 

【屋号】
屋号なしで作る場合は[屋号]と[屋号(フリガナ)]どちらにも「.」(半角ピリオド)を入力

【ご本人氏名】
入力されているのでそのまま

【住所、電話番号】
必須項目に正しく入力する

【振込限度額】
特にこだわりがなければ1,000万円のままでOK

【ホームページ保有の有無】
自分のブログなどがあれば「ある」を選択、「なし」の場合は実態を確認できる書類を準備する

【業種】
在宅ワークの場合「Web製作・デジタルコンテンツ制作」を選択でOK!

【ご職業】
当てはまるものを選択

【取引目的】
「代金受払経費支払」を選択

 

反社会的勢力に関する条項に「同意する」を選択し、「確認」をクリック。

 

入力した情報の確認画面になるので、「暗証番号」を決めて入力し「申込」をクリック。

 

[個人ビジネス口座開設申込 完了]画面になります。
【登録番号】は書類送付時に必要になるので、控えておくと便利です。(一般口座にログインすればいつでも確認可能です)

「個人ビジネス口座開設申込」のボタンをクリックし、申込み状況を確認しておきましょう。([手続中]になっていれば大丈夫!)

 

④楽天銀行から届いた封筒に開業届のコピーを入れて返送

封筒の色が違うこともあります

【個人ビジネス口座】の申込み後、3~7日で書類返送用の封筒が届きます。
必要書類の余白に【登録番号】を記載して返送しましょう。
(登録番号は、個人口座にログイン→[個人ビジネス口座開設]で確認できます。)

開業届に屋号が入っている場合(違う屋号で申込みしたい場合)

開業届には開業当時に決めた屋号が入っていましたが、屋号なしで申込できるのか楽天銀行に問い合わせしました。(楽天銀行からの回答は以下のとおり)

 

申込み時にご入力いただいた屋号と、確認書類に記載されている屋号が違う場合、確認書類を送付いただく際に、確認書類での名義に揃えて開設希望の旨をメモで添えていただければ、担当部署で確認し処理させていただきます。

開業届には屋号が入っているけれど[屋号なし]で申込したい場合、「屋号なしで開設希望」というメモを同封すれば大丈夫でした。

また、開業届に記載されている屋号とは違う屋号で申込したい場合は、新しい屋号を確認できる書類を用意しましょう。方法は以下の2つ。

  • 新しい屋号を記載した開業届を、税務署にもう一度提出する(開業届は何度でも提出でき、最後に提出したものが有効になります)
  • 以前の屋号が記載された開業届と、現在の屋号が入った確定申告書を用意する

 

開業届をパソコンかスマホから提出している方

開業届をパソコンやスマホから電子申請した方は、受付印の入った控えをもらうことができません。
代わりに、e-TAXのサイトから
①開業届を送信したデータ
②受信通知メール
を印刷して提出するよう、楽天銀行のホームページに記載されています。

Q: 「個人事業開業届」や「確定申告」を電子申告で行った場合、必要書類は何ですか?

A: 「個人事業開業届」や「確定申告」を電子申告で行われた場合、「個人事業開業届」または「確定申告書類(B票)」を送信したデータを印刷したものと「受信通知メール」を印刷していただき、ご郵送ください。

楽天銀行

①と②の書類の取得方法は以下のサイトを参考にしてください。
【開業届】電子申請した場合の控えは?代用できる書類の取得方法

 

⑤審査の後、口座開設の通知が来たら本開設手続きして完了!

 

必要書類を返送後、書類の審査に通過すればメールで通知が届きます。

 

楽天銀行の個人口座(プライベートの方)にログイン→[個人ビジネス口座開設]をクリック。

 

個人ビジネス口座の[支店番号][口座番号][仮ログインパスワード]を確認したら、いったんログアウト。

 

再びログイン画面に入り、先ほど確認した[支店番号][口座番号][仮ログインパスワード]でログインします。

個人ビジネス口座にログインできれば、口座開設完了です!

 

 

 

おつかれさまでした~!!

 

まとめ:個人事業主になる前に、この5つは準備しよう!

『いえじょぶのすすめ』では、在宅ワークで保育園に入園する手順をお伝えしています。

在宅ワークを始めるまえに、必ずやっておきたい準備は個人ビジネス口座開設を含めて5つ!詳しくはこちらの記事で紹介しています。

また、ご質問やご相談は下記コメント欄やお問い合わせフォームからお気軽にご連絡くださいね!(平日は24時間以内に必ずお返事しています)

コメント

タイトルとURLをコピーしました