ここでは、個人事業主として仕事を始める前に必ずやっておくべき準備5つを解説します。
(すべて無料で用意できます!)
「銀行口座やクレジットカードは今持っているものでもいいんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、プライベート口座と分ける方が帳簿づけが断然ラク!!
帳簿づけには会計や簿記の知識が必要ですが、知識がない方でも会計ソフトを使えば大丈夫です。そして、会計ソフトを使うなら以下の準備をしておくと入力がすごく楽になります!
【個人事業主】準備の流れ





個人事業主の銀行・クレカ・会計ソフトの組み合わせはこれが最適!
銀行→【楽天銀行】個人ビジネス口座
(一般の個人口座はビジネス利用できないため、ビジネス口座の開設は必須)
クレカ→【楽天カード】
(年会費無料、ビジネス利用OK、すでに持っている方は2枚目を事業用にできます)
会計ソフト→【やよいの青色申告オンライン】
(他サービスより安いが機能は十分!しかも1年間無料!無料期間だけの利用もOK)
①まずは開業届を提出しよう!

開業届なんて手続きとかめんどくさそう…
私もそう思っていましたが、税務署に書類を1枚提出するだけ!
(マイナンバーカードがあればスマホから提出もできます!)
開業届を提出しておけば、ビジネス口座を開設できるし、保育園の入園手続きも説得力が大きくなります。
【開業届の作成&提出方法はこちら】
②【楽天銀行の個人ビジネス口座】が使いやすさNo.1!

楽天銀行に口座を持っている方は多いと思いますが、今持っている口座とは別にビジネス用の口座を開設できます!
- とにかく手数料が安い!
- 振込や明細確認もアプリから楽々!
在宅ワークの報酬も、「楽天銀行→110円、その他の銀行→550円」みたいなパターンが多いので、使い勝手バツグン!
今持っている楽天銀行の口座、使ってないんだけどそれを使っちゃダメなの?
一般の個人口座は、ビジネス利用できません!事業目的で使う場合は個人ビジネス口座を開設しましょう。(ただし、事業の確認書類を用意できない場合は、準備段階と考えてとりあえず個人口座の使用でOK!)
個人口座はビジネス利用不可のため、ブログか書類が準備できたらビジネス口座に切り替えましょう!
【楽天銀行】個人ビジネス口座開設の流れ
- 一般の個人口座を開設(すでに持っている方はこの作業は不要)
- 開業届の提出(すでに提出済みの方は不要)
- WEBから個人ビジネス口座開設の申込み
- 楽天銀行から届いた封筒に開業届のコピーを入れて返送
- 審査の後、口座開設の通知が来たら手続き終了!
個人ビジネス口座の開設方法はこちらで詳しい手順をお伝えしています。

③【ビジネス用クレカも楽天がベスト】すでに持っている方は2枚目を!

ビジネス用クレジットカードは、年会費永年無料の楽天カードでOKです。楽天カードはすでに持っていて、生活費決済に使っているという方は、2枚目の楽天カードを作ってビジネス用にしましょう。
\1枚目も2枚目も年会費がずっと無料!/
注意点:
- 今持っているカードが楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードの場合は楽天カード2枚目の作成ができません。
- 屋号は入れられません。
この場合は、後で紹介するNTTBizカードをがおすすめです!
楽天カードはビジネス利用OK!(ただし、換金目的の商品購入は規約違反)
楽天カードはビジネス利用できるの?
楽天カードの規約を細部まで読み込みましたが、ビジネス利用できないとは書かれていません。ただし、以下のような記載があります。

第19条
【楽天カード】カード会員規約
会員が(中略)換金目的とした商品購入の疑いがある等不適当又は不審があると当社が認めた場合、…
つまり、転売目的での商品購入は規約違反ということですね!
楽天ビジネスカードは選択肢としてナシ!
事業用カードとして、「楽天ビジネスカード」を作ることもできますが、楽天プレミアムカードを持っていることが条件です。
楽天プレミアムカード(年会費11,000円)+楽天ビジネスカード(年会費2,200円)合計で年会費13,200円かかるので、細々と始める個人事業主には不向きですね。
(せどりや輸入販売など、楽天市場でガンガン仕入れする方にはオススメできます。)
楽天カード以外の選択肢は、NTTファイナンスBizカード!

年会費が永年無料で使えるビジネス用クレジットカードって選択肢が少なく、初年度は無料でも2年目から年会費がかかることが多いです。
- 年会費永年無料
- ポイント1%還元(経費が1%戻ってくる)
- 楽天銀行から決済可能(屋号付きでもOK)
つまり、楽天カードが作れない方には、NTTファイナンスBizカードがオススメ!
\年会費永年無料のビジネスカード/
④会計ソフトは「やよい」がオススメ!

ビジネス口座、事業用クレカの準備ができたら、会計ソフトに登録して口座とカードを連携させます。
オンラインで使える会計ソフトは以下の上位3社が主流です。
- やよい
- マネーフォワード
- freee(フリー)

私は、3つすべて使ってみて、現在は「やよいの青色申告オンライン」を使っています。
安いかわりに機能はシンプルですが、在宅ワークの帳簿付けならこれで十分!(しかも初年度は無料!無料期間での解約もOKです)
「やよいの青色申告オンライン」の詳しい登録&設定方法は以下で詳しく解説↓↓

⑤(必須ではないけれど)マイナンバーカードは持っておくと便利!

マイナンバーカードを持っておくと
- 確定申告がパソコンかスマホでできる!(税務署に行ったり郵送の手間なし)
- コンビニで行政手続きができる
個人事業主がマイナンバーカードを持つ最大のメリットは、確定申告がパソコンやスマホでできることです。
また、何かと提出を求められることが多い公的な書類をコンビニで発行できるようになるのも大きいですよね。
必須ではありませんが、持っておくことをオススメします。
まとめ:在宅ワークを始める前に準備しておきましょう!
個人事業主として在宅ワークを始めるなら、今回お伝えした5つの準備は事前に済ませておくことをオススメします。
保育園の入園手続きでも説得力が増しますよ!

少し手間はかかりますが、手順はすべてお伝えしていますので、そのとおりに進めれば大丈夫!
分からないことや疑問に思うことがあれば、下記コメント欄(ニックネームだけで送れます)やお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
