保育園見学のポイント◆32の園を見学をして分かったこと

保育園体験談
この記事で分かること
  • とにかく子どもと接する先生の表情を見て!
  • 安全面・食事・遊び方・施設環境の確認方法
  • 見学予約の方法

こんにちは、主婦のお仕事アドバイザーひおこです

私はこれまで、3人の子どもの保活に加えて、引っ越しにともなう保育園探しを3回、とにかくたくさんの
保育園見学に行きました。その数、32園!

たくさんの保育園見学の経験から、

  • 必ず聞いておきたいポイント
  • 気を付けて見てほしいところ

をまとめましたので参考にしてみてください。

保育園見学で最も見るべきポイント

私がたくさんの保育園を見てきてとにかく一番見るべき重要なポイントは、

先生が楽しそうかどうかです。

子どもたちではなく、とにかく『先生』の言動と雰囲気に全集中!

楽しそうかどうかの判断はママ自身の感覚でオッケーです(^^)

話しかけられそうなら、

  • 「今何をしてるところですか?」
  • 「子どもたちがお気に入りの遊びとかあるんですか?」

など、クラスの先生に何でもいいので話しかけてみると、返ってくる反応や先生の話し方などでより雰囲気を感じることができますよ!

保育の邪魔になるといけないので、話しかけられない場合もあるんですが、

いくつか保育園を回ってみると先生がイキイキしているかどうかの違いがけっこう分かってくるんです。

もちろん、見学に行く時間帯や対応してくださる先生によって感じ方も変わるので、一度見ただけでは判断できないと思われるかもしれません。

でも私の経験上、先生が楽しそうだと感じた保育園に入園して、がっかりしたことはありません。

逆に、

第一印象で「あれ?」と感じた保育園は、入園してみても何となく違和感を感じることがありました。

これは実際に目で見て感じてみることが何よりも大切です。

とはいえ、お昼寝の時間に見学したり、子どもたちの様子を見られない場合もありますので、それ以外の面で
判断できるポイントもお伝えしておきます。

見学のその他のポイント5つ

①保育園全体の安全面

  • ドアの指ハサミ防止
  • 棚の転倒防止
  • 物の落下防止
  • 机など、とがった角の保護

などなど

保育園全体の安全面を確認してください。

だいたいきちんとしてるんじゃないの?

と思われるかもしれませんが、事務室がぐちゃぐちゃだったり、階段に物がたくさん置いてあるようなところも見てきました。

安全対策がきちんとされているかどうかはかなり重要なポイントです。

見学の際、

これって
危なくないのかな?

と思ってもなかなか聞きにくいんですが、

細かいところまでしっかり対策されている園は、

  • 緊急時の対応もよく訓練されていたり、
  • 安全面には親に対してもすごく厳しかったり、

保育園の対応に安心感を持つことができます。

細かいところに気を配っている保育園は、子どもたちに寄り添う丁寧な対応にもつながっていると感じてきたので、安全面の対策は先生にもしっかり聞いてみてくださいね!

②食事について

食事にこだわっている保育園は、子どもたちへの対応もとても丁寧な園が多いと感じています。

  • 園庭で育てた野菜を使ってくれていたり、
  • 一緒に給食づくりのお手伝いをさせてくれたり、

食へのこだわりに時間を使う余裕のある園だからこそ、先生が子どもたち1人1人に向き合うことができるんだろうと思います。

食を大切にしている保育園でこだわりを聞いてみると、あれやこれやとお話が出てきますよ!

アレルギー食離乳食の進め方についても必要な方は確認しましょう。

③先生について

  • 担任の先生は全員常勤かどうか
  • 子どもと先生の数は基準通り
  • 若い先生、ベテラン先生のバランス

クラスの園児と先生の人数には基準があり、

国の配置基準は

0歳児→3人につき1人
1歳児と2歳児→6人につき1人
3歳児→20人につき1人
4歳以上児→30人につき1人

となっています。

この基準はいわば最低ラインで、認可外保育園でも基準を上回る人数を配置している保育園もたくさんあります。

よりゆとりをもって保育ができるよう自治体が独自の基準を設けている場合もありますので、

クラスの人数に対して何人の先生がついてくれているのか、確認しておきましょう。

上記の基準はクラスの園児に対して先生を何人配置するかという基準で、

先生が保育士の資格をもっているかどうかの基準ではありません。

先生の保育士資格の有無に関しては、認可と認可外とで基準に差があり、認可外の方がゆるく設定されています。

認可保育園の場合、担任は全員が保育士資格をもった先生ですが、

認可外保育園の場合は、資格を持った先生が少ない場合もあります。

ただし、大事なことは資格をもっているかどうかより、やはり子どもたちへの関わり方です。

また、若い先生ばかりの新設の保育園で対応に不安を感じたこともあるので、

  • 先生の平均年齢はいくつぐらいですか?
  • 若い先生とベテランの先生の割合はどれくらいですか?

などと聞いてみるといいでしょう。

先生が入れ替わったり、保育園の雰囲気も入園してから変わることもあるので、参考程度に考えておくぐらいでいいと思います。

④施設の環境

  • 0歳児の部屋は独立しているか
  • 子どもがのびのびと遊べる広さがあるか
  • 雨の日の遊び方
  • 周辺住民の方との関係

0歳児の部屋は独立しているか

0歳児での入園を考えている方は、0歳児だけで静かにお昼寝ができる環境があるか、確認しておきましょう。

のびのび遊べる広さがあるか

マンションの一角に設けられた保育園などは、園庭のある広い保育園と比べるとのびのびできる広さの確保が難しいところもありますが、実際に見学に行けば、

狭くても全然気にならないな、

赤ちゃんはいいけど幼児にはちょっと窮屈かな

といった感覚的なイメージができますよ。狭い分、自宅に近い雰囲気で保育してもらえるというメリットもありますので、総合的に判断してください。

雨の日の遊び方


雨の日猛暑日にはどんな遊び方をしているのか、ということも聞いておくといいですよ!

周辺住民の方との関係

周辺住民の方との関係もできれば聞いておきたいところです。

周りにもおうちが多いですが、苦情があったりしないんですか?

私はこんなふうに率直に聞いちゃいます。

「自治会の方もこの前ね~」とか「地域のイベントをお手伝いしてね~」とか

色んなエピソードが出てくる場合は住民の方ともすごく良好な関係の証です。

⑤登園手段の確認

聞いておきたいこと
  • 自転車を停めておくスペースがあるか
  • ベビーカーを預かってもらえるか
  • 車でも登園できるのか

登園手段は毎日のことですので、大事なポイントです。

  • 多くの保育園では、駐車場はありません。
  • 雨の日お布団を抱えて登園することも考えておきましょう。
  • 兄弟を連れての登園になるとさらに大変です。
  • 雨の日に自転車で登園して、駐輪スペースが少ないと保育園前がパニックになっていることもあります。

毎日のことなので、スムーズに登園できるイメージができない場合、

皆さん雨の日はどうされているんですか?

などと解決策を聞いておきましょう。

⑥その他に聞いておきたいこと

他にも聞いておくといいのは以下のようなことです。

聞いておきたいこと
  • イベント行事について
  • 課外教室(体操や英語など)はあるか
  • 毎日の持ち物
  • おむつミルクはどんなものを使うか

保育園情報は役所で確認を!

役所で分かること
  • 自宅から通園可能な保育園は?
  • 希望する保育園の入園倍率は?
  • 近くの認可外保育園はどこにある?
  • 新設される保育園はある?

最近では保育園専門の相談員さんがいる役所も多いし、

ここは2歳児までの保育園だから、3歳になったらまた保育園探さなきゃだめね。

来年このあたりに新しい保育園できるわよ

ここは去年ものすごく倍率高かったから他も候補に入れたほうがいいかも。

認可も認可外も含めて一発で分かります。自分で調べるよりも断然早くて確実ですしとにかくたくさんの情報を確実に手にすることができるので、まずは役所へGO!です。

保育園見学は必ず予約をとって!

保育園見学には、基本的に必ず予約が必要です。

たくさん候補がある場合、子連れですべて見学に行くとなるとすごく大変です。行けるのは1日に2園くらいでしょう。(1日に3園まわった日はクタクタでした…)

申し込み時期に間に合うよう、余裕をもってスケジュールを組んでください。

電話をかける時間帯

電話をかける時間帯は悩むところですが、我が家が通っている保育園の保育士さんによると、

朝の忙しさが少し落ち着いた「10時~10時半がベストです!」

とのことでした。

お昼寝中じゃないんだ…

お昼寝中の13時ごろがいいのかな、と思ったりもしましたが、小規模な保育園だと、電話の声がお昼寝の部屋まで届いてしまうこともあります。

意外とお昼寝中よりも午前中のほうが都合のいい保育園が多いようです。

できるだけ保育の負担にならないよう配慮したいですよね。また、電話をすると見学の候補日を案内してもらえます。

あらかじめ自分の予定を2週間先くらいまで確認しておきましょう。

電話でのやりとりはこんなかんじで

お忙しいところ失礼します。入園希望の者ですが、見学はさせていただけますでしょうか。

簡潔に要件を伝えましょう。

見学時間はあらかじめ決まっている場合もありますが、「何時頃がご希望ですか」と聞かれた場合は

子どもたちの遊んでいる様子を見られる時間が希望です。

と伝えてみましょう。

保育士さんが子どもたちとどのように関わっているのかを見ることが、保育園見学の大きなポイントです。

先生が全力で鬼ごっこを楽しんでいたり、子どもたちがイキイキと何かを質問していたり、泣いている子どもに先生がしっかり向き合っていくれていたり、

子どもたちとの関わりを見ることができるとその保育園の雰囲気がよく分かります。

園によってはお昼寝の時間を案内される場合もありますが、忙しい中で見学を受け入れてくれるので、案内された時間に従いましょう。

コロナで見学できない場合

新型コロナの影響で、保育園の見学を中止している保育園もありますが、情報をもらうためにできることはないか、率直に聞いてみましょう。

私が見学を申し込んだ保育園でも、

  • 園長先生と玄関でお話のみ
  • 施設内には入れないが園庭遊びの様子を見せてくれる
  • お部屋やトイレ、施設内の様子を写真で見せてくれる
  • マスク検温など、対策した上で見学可

このように対応は園によって様々でした。どうしても見学はできない、という場合も

とにかく現地に行けば分かることがたくさんあります!

外から園庭で遊んでいる様子を見てみたり、お散歩先の公園に行ってみたり、玄関で先生と少しお話できる場合もあります。

園だよりやクラス通信などをもらえることも。

園だよりクラス通信にもその保育園の特徴が出ますので、見せてもらえるかどうか聞いてみるといいでしょう。

さいごに

長い時間、我が子がどんな環境で過ごすのか、保育園見学はその雰囲気を感じるためにとても重要ですが、

見学したからといって、第一希望の保育園に入れるわけではありません。

希望順位の低い保育園に決まってしまうこともありますが、子どもは他の保育園と比べるようなことはしません。全力で楽しんでくれます。

あとは親が納得できるかどうかですので、上記のポイントを参考にして、候補の保育園をしっかりチェックしてくださいね!

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