4月からの認可保育園の入園に申し込みをしたけれど、「不承諾通知」が来た…
認可保育園の一次募集に全滅したとしても、
あきらめるのはまだ早い!!
やるべきことはまだまだありますよ~!
お子さんの年齢によっては、「育休延長できるしいいや~」という方もいれば、「もう復帰しないとまずいよ~!」と切羽詰まった方もいると思いますが、この記事で以下のことが分かります。
- ママの状況別にやることを紹介
- 保育園以外の預け先でも働けるのか解説
- 仕事について考えるべき選択肢は5つ
1.入れないと困る!だれか助けて~という方がやることは3つ
預け先ないとか無理なんですけど…
どうしたらいいんですか…
という方も、落ち着いてくださいね!
一次募集の結果発表のあとも、
[chat face=”woman3″ name=”” align=”left” border=”red” bg=”red”]決まったけどやっぱり辞退します[/chat]という方や、
[chat face=”woman3″ name=”” align=”left” border=”red” bg=”red”]3月に引っ越しが決まりました[/chat]という方もいて、意外と定員の空きが出るんです!!
私が一次で落ちたときも、二次で第一希望の保育園に入れました!
二次募集の申込みは絶対です!
「入れないとやばい~!」という方がやることは、二次募集の申込みを含めて3つです。
やること①【スピード重視】認可外保育施設に片っ端から電話!
私が一次で認可に落ちたときは、通える範囲の認可外保育園に片っ端から電話をかけました。落ちたときに備え、認可外の見学もあらかじめ済ませておくのがベストですね。
認可外は先着順で決まることも多いので、とにかくスピード勝負です。(会社への連絡より優先してください!)
また、「空きがない」と言われてもキャンセル待ちをさせてもらえるか確認しましょう。
一次の結果発表とともに、認可外にも大きく動きが出るため、2~3日後に「空きが出ました」と連絡がくるのは本当によくあるパターンですよ!
認可外に空きがあった場合は、すぐに入園が決まることもあります。認可に入れたら入園を辞退する可能性があることも正直に伝えましょう。
モラルの問題です。トラブルを残さないためにも認可に行く可能性は正直に伝えてくださいね!
やること②【復帰か?育休延長か?】会社に連絡し、今後の手続きを相談
認可外保育施設への連絡を済ませたら、次は落ち着いて会社に連絡しましょう。ここで確認することは2つ。
- 育休の延長ができるのか
- できない場合は働き方の変更はできるのか
この2つを確認します。すでに育休を取得している場合、不承諾通知書があれば1歳半まで(1歳半でも入れなかったら2歳まで)育休の延長が可能です。育休の延長期間も終わってしまう場合は、働き方の変更も相談してみましょう。
例えば、「時短勤務で働くことはできないか」「正社員からパートに変更してもらうことはできないか」など働く時間を短くし、子どもは幼稚園や認定こども園の幼稚園部分を検討することで働き続けられる可能性もあります。
幼稚園でも、預かり保育を利用して16時~17時くらいまで子どもを預けている家庭は多いです!
幼稚園で預かり保育を利用したら寂しい思いをさせるかも、という不安は意外と感じませんよ!(我が家は幼稚園通いも経験済み)
やること③【締め切りに注意!】認可保育園の二次募集に申込み!
認可の一次募集のあとに、各保育園の空き状況が発表されますが、

表は港区HPより抜粋
- 兄弟一緒の保育園に入れなかった
- 3月に引っ越しが決まった
- 第一希望に入れなかったから幼稚園に行く
内定を辞退したり、転園して空きがでることもよくあることなので、二次募集で空きがゼロでも希望の保育園には申し込みしましょう。
つまり、あきらめなくていいモフね~!
一次選考から要件に変わりがなければ、書類は同じものを準備すれば大丈夫(再度作成は必要です)。だから一次選考の書類はコピーを取っておいておくことは大事。
また、一次の結果発表から二次の締め切りまでは、期間がかなり短いことが多いので、できれば前もって準備しておくといいですね!結果発表から締め切りまで1週間しかない自治体もけっこうあります。
一次募集の書類を捨てちゃった…という方、もう一度がんばって準備しましょう~!!
2.育休延長を検討している方はやること2つ!
育休延長を検討している方は、子どもが1歳児か2歳児での入園を狙っている方でしょう。今回はできれば保育園に落ちて、育休を延長できればいいなと考えていた方もいると思います。
0歳児入園の方が入りやすいと分かっていても、もう1年一緒にいたい…と悩みますよね。
育休延長を考えている方も、次回の保活では必ず入園承諾をゲットしたいはずなので、しっかり今後の行動を考えていきましょう。やることは以下の2つです。
やること①職場に連絡する
認可保育園に入れなかった場合は、子どもが1歳半(1歳半でも空きがなければ2歳)まで育休を延長することができます。
一次募集に落ちた場合は、職場に連絡をして育休の延長手続きについて確認しておきましょう。
やること②次回の保活の準備を!
今回は育休延長のためにあえて激戦保育園を選んだけど、次回は受からないとやばい~!
育休には期限があるため、次回の保活では絶対に入園をゲットしたいですよね。
次回の申し込みまで時間があまりない可能性もあるので、一斉募集のスケジュールの確認と希望の保育園の見学は余裕をもって進めておきましょう。

保育園に落ちたときの子どもの預け先(保育園以外でも働ける?)
保育園に空きがなかった場合、他の預け先を考えなければなりません。以下の預け先でも働き続けることができるのか解説します。
実家(義実家)
両親が近くに住んでいるのであれば、ぜひ協力をお願いしたいところですが、身内ならではの問題も考えられます。実母と育児に対する思いや考えがぶつかってしまったり、義母には率直にものを言えなかったり…。最初は心よく見ていてくれた両親も、毎日朝から夕方までとなると、さすがに疲れてしまうことも考えられます。週1、週2くらいで預かってもらうなら問題ないかもしれませんが、お金を払って他人に預ける方がストレスなく預けられる場合もあります。
子育て中のママはただでさえ忙しく大変な毎日を過ごしているので、ちょっとしたことでイライラしたり悩んだりしてしまいます。特殊な事情がないかぎり、毎日実家に預かってもらうという選択肢はあまり現実的ではないかもしれません。
保育園の一時預かり
保育園の一時預かりは、保育園を利用していない子どもを預かってくれる制度です。どの自治体にも存在する制度で、「自治体名+一時預かり」で調べると申込み方法を調べられます。
利用したいときは各保育園に直接申込みをすることがほとんどです。ひとつずつ電話で空き状況を確認し、申込みに保育園まで出向くことになるため、利用までにたくさんの労力が必要になります。定期的に利用できる保育園が見つかれば、一時預かりを利用して職場復帰という選択ができる方もいるでしょう。
ファミサポ
ファミサポ(ファミリーサポート)とは、自治体が主体となって運営する、地域での子育てを助け合う活動です。主なサービス内容は、子どもの送迎や短時間の預かりがメインで、毎日の利用や長期的な利用はできないと考えましょう。例えば「他に預け先は確保できたけれど、お迎えが間に合わない」など、保育の補助的なサービスとして利用するのが一般的です。
ベビーシッター
ベビーシッターを毎日利用すれば、職場復帰は可能でしょう。自治体や会社の補助制度を使えば、料金を半額負担してくれるというケースもあります。それでも保育園に比べると利用料金はかなり高額になることがほとんど。週5フルタイムで預けると、補助制度があっても実質負担は15~20万円(月)が相場です。家計が赤字でもキャリアを優先する覚悟がなければ出せない金額ですね。
保育園に落ちたら仕事はどうなる?考えるべき選択肢は5つ
すでに育休を取得している場合、認可保育園に入れなかったときは子が1歳半(1歳半でも空きがなければ2歳)まで希望すれば育休を延長できます。(企業は断ることができないルールになっています。)また、雇用期間が1年未満の方も、企業によっては独自の育児休暇の制度を設けている場合があるので、まずは相談してみましょう。
あなたが考えるべき選択肢は以下の5つです。職場に相談するときも、あなたの希望と職場があなたに望んでいることが上手にまとまるよう、気持ちを整理しておきましょう。
育休を延長する
育休を延長したいときは、不承諾通知書のコピーや育児休業給付金の受給書類などをそろえて会社に提出します。企業によっては自分でハローワークに持っていき、手続きをしなければいけない場合もあります。
育休を延長しても保育園にいつ空きが出るか分からないため、「〇月までに必ず復帰します!」と伝えられないのがママにとっては心苦しいのですが、制度上は何の問題もない労働者の権利です。ただし、1歳半、2歳でも保育園に入れなかったときは他の選択肢が必要になりますので、先のことも含めて考えていきましょう。
保育園以外に子どもを預けて復帰する
認可保育園、認可外保育園、すべて空きがなかった場合、他の預け先としては「幼稚園」「ベビーシッター」「実家」「保育園の一時預かり」が考えられます。
正社員以外の働き方であれば、保育園じゃなくても働き続けられる可能性はありますが、週5フルタイム勤務の正社員の場合は、時短勤務など勤務形態の変更が必要になるかもしれません。場合によっては、正社員からパートにしてもらうなど、大幅な減給を伴うこともあります。
有給休暇を使う
週1日~2日くらいの勤務であれば、有給を使って復帰を考えることも可能でしょう。ただし、どんなに条件が揃っても有給は最大40日(繰り越しを含む)までしか使えません。正社員のママにとっては可能性の低い選択肢になります。また、子どもが保育園に通い始めると、急な発熱で休まなければいけないことも増えるため、できるだけ有給は残しておきたいと考えるママも多いでしょう。
退職する
どうしても子どもの預け先が見つからない場合、退職を考えなければいけないこともあります。「復帰せずに退職してもいいの?」と思われるかもしれませんが、育児休業法で必ず復帰しなければならないという条文はないため、退職することは可能です。育休は復帰を前提とした制度ですが、保育園の空きがなくやむを得ず退職する場合は、育児休業給付金を返す必要もありません。(退職するつもりで育休を取った場合は返還を求められることもあります。)
子育てが落ち着いたらまた仕事を探せばいいと退職を決めたものの、次の仕事探しに苦労するケースもよく耳にします。専業主婦が思ったよりも辛かったり、子育てが落ち着いたころには年齢制限で希望の仕事が見つからなかったり、安易な退職を後悔することにもなりかねません。
ワンオペ専業主婦の辛さを知っている私としては、ママだけではない他のアイデンティティを持っておくべきだと思っています。
働き方を見直す
保育園に子どもを預けるためには、短時間のパートや一時的な派遣のお仕事では難しく、家族も自分も無理して働かなければいけない、ということが多いですよね。
『いえじょぶのすすめ』では、自分も家族も犠牲にせず働ける「在宅ワーク」という働き方を提案しています。
在宅ワークは保育園に入園可能で、むしろ今の仕事よりも有利に入園できる可能性もあります。
この方法で子どもたち3人を保育園に預けてきた私ひおこが、役所の手続きや必要書類の準備を一つずつ分かりやすくお伝えしています。

まとめ
両親ともにフルタイムでも入園できないという自治体も多いので、保育園に落ちたときは「どうすればいいの…」と焦ってしまいますよね。
まずはあきらめずに最後まで申し込みを続けること、そして認可外にも目を向けて検討することが大事です。
点数アップのためにできることも下記の記事で紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてみてください!

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