ワンオペ育児に疲れた…根本的な原因と限界ママへのリアル解決策

専業主婦の話
  • 夫は朝早く夜遅い
  • 実家には頼れない

毎日の家事や育児をすべて一人で背負うのがワンオペ育児です。

「ワンオペ(ワンオペレーション)」とは、主に飲食店などで従業員が一人で店を切り盛りすること。

深夜の時間帯に休憩なしで働く従業員と同じように、たった一人で家事や育児をこなすママは、一息つく時間でさえ次の段取りを考え、心も体もヘトヘトになっています。

ここでは、ワンオペ育児が辛いと感じる根本的な原因と、パンク寸前のママへのリアルな解決策を紹介します。

こんな方に読んでほしい!
  • ワンオペ育児に限界を感じているママ
  • 逃げ場のない育児に絶望しているママ
  • 周りに頼りたいけど頼り方が分からないママ
  • 心も体もヘトヘト…毎日をどう過ごせばいいか分からないママ

辛い毎日をどうにかしたい!というママへの解決策です!

ワンオペ育児に心も体もヘトヘト…根本的な原因とは?

ワンオペ育児が辛い根本的な原因は2つ。それは「周囲の理解のなさ」と「一人時間のなさ」です。

たった一人で子どもと向き合うことは、心も体もエネルギーを使い果たしてしまうほど大変ですよね。使い果たしたエネルギーがすぐに充電できれば問題ありませんが、ほとんどのママたちが空っぽで動き続けているのではないでしょうか。

まずは根本的な原因を見つめ直し、笑顔で過ごすためにできることは何かを考えてみましょう。

①周囲の理解のなさ「ママなんだから当たり前!」

片付けも食事の準備も思うように進まず、つい子どもにキツく当たってしまった…。

自分を情けなく感じて落ち込んでしまいますよね。。

そんなとき、夫や両親が「そうだよね、一人で本当によくやってるね…」と寄り添ってくれたら、どんなに気持ちが楽になるでしょう…

でも実際は「そんなの誰でも一緒だよ!」「私のときはもっと〇〇だった」など、辛くて当たり前、むしろがんばりが足りないとほのめかすような言葉が返ってくることもあります。

共感してほしいだけなのに、周囲の理解のなさは疲れたママはさらに追い詰めてしまいます。

②一人時間のなさ「頭は常にフル回転!心が休まらない…」

ワンオペ育児の場合、スムーズに家事を進められるか、子どもを傷つけないよう笑顔で過ごせるか、すべてママ一人が責任を背負っています。

上の子の話を聞きながら下の子の危ない行動を阻止し、目の前にある家事だけでなく、これから起こることを予想しながら次の段取りを考えていく。

体を使っていない時間でも頭はフル回転しています。しかも、「子どもは思い通りに動かない」と分かっているため、自分の気持ちをうまくコントロールすることが必要になり、心が休まる時間は少しもありません。

「一人になりたい」はワガママ?

毎日心も体もエネルギーを使い果たしてヘトヘトのママが「一人になりたい」と思うのは当然のこと。

しかし、周囲の理解のなさや自分しかいないというプレッシャーから、一人になりたいと言い出せないママも多いのではないでしょうか。

子どもがそばにいる限り「自分のことしか考えなくていい時間」は1分たりともありません

自分だけを大事にする時間が必要モフ~!

周りに頼りたくても頼れない

夫や両親には頼りにくい…という方も多いですよね。。たとえ快く預かってくれたとしても、子どものことが気になって結局ゆっくりできないパターンもあるあるです。

周りに迷惑をかけるくらいなら自分が我慢する方がいい、と考えてしまうこともあるかもしれません。

あと少し我慢すればいい、と無理しがち。

お金をかけることへの後ろめたさ

家事代行サービスやベビーシッターなど、お金を使うことに罪悪感を感じる方も多いですよね。特に専業主婦の場合は、夫が稼いだお金だからと後ろめたさを感じることもあるでしょう。

また、日本では母親が育児をすべきという社会の雰囲気が根強く残っており、家事代行やシッターサービスを利用することで「さぼっていると思われるんじゃないか」と不安を感じることもあります。

テレビやスマホ漬けに罪悪感

テレビやスマホに頼らずに、常に子供に向き合うなんていくらかわいい我が子でも限界があります。

でもやっぱり「これでいいのかな」と悩みますよね。

我が家の子どもたちはスマホもタブレットも使いこなし、4歳の息子は何も教えなくてもアプリの使い方を自分でマスターしています。

もちろん、明るいところで見せる、有害サイトに移行しないようフィルターをかけるなどの配慮は必要ですが、デジタルに強い子に育つとポジティブな考え方をしてみましょう!

ワンオペ育児の解決策

ワンオペ育児の辛さを解消するために、「周囲の理解のなさ」「一人の時間のなさ」を根本的に解決する方法を探してみましょう。

自分が我慢すればいいと諦めてしまっても状況は悪化するばかり。

ママ自身が自分を大切にする姿を見せ、子どもにも自分を大切にできる子に育ってほしいですよね。人に頼ることが苦手という方でも挑戦しやすい方法をまとめました。

まずは地域の保健師さんや専門家に相談する

祖父母や夫にSOSを出しても理解してもらえない
話をすると逆に疲れてしまう

という方は、まずは地域の保健師さんや育児相談窓口に相談してみましょう。

とにかく話を聞いてもらうだけでも楽にはなりますが、以下の2つを整理してから相談に行くと、具体的なアドバイスを受けやすくなります。

何に困っていて、家族に何をしてほしいのか。
夫や家族に頼れることは何か、また必ず自分でやりたいことは何か。

「相談に行ってもありきたりなことしか言われないんじゃないか」と思われるかもしれませんが、やはり子育て相談のプロは経験値が違います!

無理に解決しようとしてきたり、行動を強要されたりすることはありませんので、安心して相談してみてくださいね!

行政サービスを利用する

民間の家事代行やベビーシッターは使ったことがないし不安…という方は、行政サービスならハードルが下がるのではないでしょうか。

地域によって利用できるサービスは様々ですが、提携している家事代行や料理代行を格安で利用できたり、理由を問わずに子どもを預かってくれるサービスもあります。

相談窓口では思っている以上に親身に話を聞いてくれますし、「こんな便利なサービスがあったんだ!」と手厚い子育て支援があったことに気づくことができるかもしれません。

在宅ワークで保育園に預ける

周囲に頼ったり一人の時間を確保したりすることで一時的に気持ちが楽になったとしても、根本的な解決にはならない場合もあります。

当ブログでは、在宅ワークで保育園に預ける手順をすべてお伝えしています。家で働くという選択肢は、ママが自分自身のアイデンティティを大事にしながら、家族の時間も犠牲にしない理想的な働き方です。

家で働いているから、片付けも食事の準備も子どもがいない間に終わらせることができ、子どもが熱を出したときも職場に気を使うことなく仕事を休むことができます。「どうやって仕事を始めたらいいか分からない」という方でも迷うことなく始められるよう、以下の記事にまとめています。

すぐに試せる息抜きワザ(家事・育児編)

ワンオペ育児は、今この一瞬が辛いんですよね。逃げ出したいけど逃げ出せない、そんなときに試してほしい息抜きワザを【家事・育児編】【ママの心編】に分けて各5つずつ紹介します。

3児のママ(もうすぐ4児ママ)みかこが自信を持っておすすめする方法ばかり。ぜひ参考にしてくださいね!

やっぱり生協はママの味方!

「家からスーパーも近いし、いらないかな」と思っていた生協ですが、食事の準備が劇的にラクになりました!

冷凍食品やお惣菜も、国産・無添加のものが多く安心
時短レシピ・取り分けレシピのアイデア満載!
「3日分のごはんセット」で献立に悩む時間ゼロ

パルシステム、コープデリ、しぜんはクラブ、おうちコープを試してみて、我が家は「パルシステム」を選びました。

毎日お鍋でも大丈夫!

お肉と野菜を大鍋で煮込んで、みそかコンソメか鶏がらスープで味付け。これに納豆ごはんがあれば、栄養バランス完璧の献立です!

夫が物足りないようなら、駅前で揚げ物でも買ってきてもらいましょう!

たくさん作り置きすれば2~3日は持つし、キッチンに立つ回数も減らせます。エネルギーが不足しているときは、毎日お鍋か具だくさんの味噌汁で充分です!

時短家電を利用する

食洗機・ドラム式洗濯機・お掃除ロボット・電気圧力鍋、今まで使わなくても生活できたし、大きなお金を使うのももったいないと思われるかもしれませんが、ただ時短になるだけではないんです。

時短家電を利用することの最大のメリットは、「しなきゃいけない」というストレスから解放されること!

プレッシャーがないというだけで、こんなにも心穏やかに過ごせるんだと実感できるはずです。ぜひ生活に取り入れてほしいと思います。

お風呂代わりにホットタオルでOK!

「絶対に入らない!!!」から始まり、服を脱いだと思ったら部屋に戻って遊びはじめ、やっと入れたと思ったらケンカが勃発、「出たくない~」と泣き出し、上がったらびしょびしょで走り出す…(そして戦いは続く。。)

ただ洗って浸かるだけの行為なのに、1日の中でも最大エネルギーを必要とするのがお風呂ですよね。

「まだお風呂入ってない…」と考えるだけで憂うつです…

そんな日はホットタオルで体を拭くだけでOK!お風呂タイムがないだけで、心にも時間にも余裕を持って過ごすことができます。

着替えたくないならパジャマでいい!

子どもが絶対に着替えなければいけない日なんて、結婚式に出席する日か写真撮影の日くらい。どうしても着替えたくないというなら、パジャマでお出かけすればいいんですよ!

我が家でも息子が「シャツとパンツで出かける!」と言い張るので「分かった、じゃあ行くよ~」とドアを開けたとたん「やっぱりこれ着る」と言い出したり、じつはママの反応を見ているだけなんですよね。

すぐに試せる息抜きワザ(ママの心編)

逃げ場のないワンオペ育児では、ママの心は休まる暇がありません。少しでも心を軽く保つために、手軽にできる息抜きワザを知っておきましょう。

自分の心に寄り添う時間はほとんどありませんが、スキマ時間で効率よくリフレッシュできる方法を紹介します。

音楽ORYouTubeを聞きながら家事

音楽なんか聞く気にもなれないこともありますが、耳から入ってくる音によって強制的にイライラから離れられることも多いです。好きな芸人さんの話す声も同じ効果があります。

子どもや家のことばかりに向いていた気持ちが解放され、気分転換になりますよ!

私は1人目の育児中、なぜか育児に集中しなくちゃいけないという思い込みから、無音の中で長女と向き合っていました。

ながら家事、ながら育児には、Airpodsなどの完全ワイヤレスイヤホンよりネックバンド型イヤホンが断然おすすめ!
子どもが話しかけてきたときイヤホンの置き場に困ることもないし、失くす心配も少ないです。

SNSで交流

TwitterやInstagramでは、家族以外の第三者と交流する場として有効に活用しましょう。育児の大変さをつぶやけば多くの方が温かく共感してくれます。

使ってよかった育児グッズやこれからママになる方に役に立つ情報を発信すれば、大きなアカウントに育つ可能性もあります!

1日5分の瞑想

瞑想といっても難しいものではなく、目を閉じて自分の呼吸に集中するだけでOKです。

これからの段取りもやり残している家事も一旦すべてを頭の端に追いやって、今このときに集中してみましょう。脳のフル回転を休ませることでストレスを大きく減らすことができます。

初めは効果を感じられないかもしれませんが、毎日続けることで脳がポジティブに生まれ変わると言われています。5分が難しい方は3分からでも大丈夫ですのでぜひ続けてみてください!

スキマ時間の読書

スキマ時間の読書も、気持ちを育児の外に向けられるのでオススメです!他人のものがたりなので、感動したり共感したりしても自分の心にダメージを受けることがなく、気持ちをリフレッシュすることができます。

一気に読み進めるのは難しいですが、少しずつ読み進めるといつも本の世界とつながっていられるので、イライラしたときの逃げ道の確保にもなります。

筋トレ

筋肉に刺激を与えると、メンタルに良い脳内ホルモンが分泌されます。また、筋トレで心拍数を上げて血液が全身にめぐることで、疲労回復にも効果的です。

抱っこしたままスクワット、寝ながら子どもを持ち上げベンチプレスなど、子どもも巻き込んで一緒にやってみると大喜びです。ストレスと運動不足が同時に解消できるためおすすめです。

まとめ

ワンオペ育児に疲れたママは、まず自分を大切にすることを第一に考えてみましょう。一時的な方法でリフレッシュできたように思えても、心のエネルギーは充電されていない可能性があります。

専門家に相談してみる、働き方を変えてみるなど、根本的な解決策も検討してみましょう。

当ブログではワーママと専業主婦のいいとこどりの働き方として「在宅ワーク」をおすすめしています。仕事の選び方から保育園の入園手続きまで詳しく解説していますので参考にしてみてください。

分からないこと、不安に思うことがあれば、下記コメント欄かお問い合わせフォームから気軽に連絡くださいね。みなさんに必ずお返事しています!

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